テキストサイズ

君がいるから

第7章 君がいるから未来は明るい



二人で作った夕飯は

形が歪なハンバーグと

ただ生野菜をちぎっただけのサラダ

そして

欠かせないのが味噌汁。



「いただきます」

同時に手を合わせて

食べ始めるのが俺達の自然と出来上がった日課。


「あ、今日の味噌汁うまい」

翔ちゃんが嬉しそうに笑う。

つられて俺も一口飲んで

「ホントだ」

にんまりと笑い返す。


こんな何気無い会話が

幸せってやつなのかな。




ねえ、翔ちゃん

俺さ

高校生の時に

翔ちゃんと知りあって嬉しかったよ


しばらく離れて

思いがけない場所で再会した時は

運命かも、なんて思った。


翔ちゃんが

俺を好き、って言ってくれて

どんだけ嬉しかったと思う?


そして

今は一緒に暮らすようになって

新しい翔ちゃんを

いっぱい発見して


良いところも

悪いところも


全部ひっくるめて

更に好きになった


多分

きっと

いや、絶対


翔ちゃんが傍にいる限り

未来も幸せだって

言いきれる気がするよ


だからさ

これからも

一緒に色んな事を探して

一緒に色んな景色見て

一緒に歩いて行こう



君がいるから

幸せ


お互いが

そう感じてる



All End












※結果は非表示に設定されています
エモアイコン:泣けたエモアイコン:キュンとしたエモアイコン:エロかったエモアイコン:驚いたエモアイコン:素敵!エモアイコン:面白いエモアイコン:共感したエモアイコン:なごんだエモアイコン:怖かった

ストーリーメニュー

TOPTOPへ