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棺の城

第4章 第二章・城の生活

コップを満たす音が

バチャバチャとはしたない音に変わる頃

彼女はそれに注ぐのをやめた

8割注がれたコップを床に置く

彼女たちの後始末は少し大変

粗相をした時のための布を取り出して

彼女の女性器を拭う

ふともも

おしり

飛沫を拭う

つるりと何もないかのような造形

その裂け目を指で広げると

中は熟れた粘膜が広がっていた

おしっこと

酸っぱい

彼女の匂いが熱を孕んで鼻腔に届く

彼女たちの普段着の

黒いワンピースの上から左の乳房をつかむ

どきどきどきどき

心拍数が早い

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