棺の城
第4章 第二章・城の生活
彼女は採尿後にこういう状態になることが多かった
こうなってしまうと、せんせいが教えてくれた秘密の呪文はあまり使えない
抑圧された意識が起きてしまうから
せんせいの呪文が届かなくなる
そういう場合はリセットするしかない
さいわい彼女はこの状態を何度も起こしているから簡単だった
中指を彼女の胎内に突き立てる
ぴくん
と彼女が一瞬弱く痙攣する
ずるりと高めの体温に包まれて
彼女の骨盤の中に潜っていく
粘膜から分泌される粘液が
滑りを良くして包み込む
骨盤に収まった肉の塊が僕の指を中心に蠢きはじめる
きゅっ、きゅっ、きゅっ
とリズミカルに
細長い袋の天井に指先がたどり着くと
弾力のあるしこりが降りてきていた
こりこりと
2,3度指の先で弾いて弄ぶ
普通なら子供を育む愛の器官
爪の先がその小さな入り口を捉える
ゴリッ
と、軟骨を噛むような振動が指先に伝わって
彼女の宮を串刺しにした
こうなってしまうと、せんせいが教えてくれた秘密の呪文はあまり使えない
抑圧された意識が起きてしまうから
せんせいの呪文が届かなくなる
そういう場合はリセットするしかない
さいわい彼女はこの状態を何度も起こしているから簡単だった
中指を彼女の胎内に突き立てる
ぴくん
と彼女が一瞬弱く痙攣する
ずるりと高めの体温に包まれて
彼女の骨盤の中に潜っていく
粘膜から分泌される粘液が
滑りを良くして包み込む
骨盤に収まった肉の塊が僕の指を中心に蠢きはじめる
きゅっ、きゅっ、きゅっ
とリズミカルに
細長い袋の天井に指先がたどり着くと
弾力のあるしこりが降りてきていた
こりこりと
2,3度指の先で弾いて弄ぶ
普通なら子供を育む愛の器官
爪の先がその小さな入り口を捉える
ゴリッ
と、軟骨を噛むような振動が指先に伝わって
彼女の宮を串刺しにした