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棺の城

第5章 城の生活2、食事

その夜、彼女は息を引き取った

消灯のために部屋を回っていたら

彼女は息をしていなかった

先生がメスを片手に部屋を訪れ

脈絡もなく彼女を切り刻むと、眉間にシワを寄せて自室に帰っていった

後始末を僕に残して…

まるで寝ているかのような彼女の整った顔が残っているのが

唯一の救いなんだろうか…?

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