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4月は君のぬくもり

第5章 内緒の同居生活


母はまだ納得がいかない感じだったが、私は荷物をまとめた。
そして姉がアパートまで車で送ってくれる事になった。


ーーーー

走行中、私は姉に本当の事を打ち明けると

「えっ?」

姉は動揺し車を停車させると、私の方を向いて言った。


「ちょ、ちょっと待ってよ由衣っ。私はてっきり相手が女の子だと思ったから、いいと言ったの」

「お姉ちゃん嘘ついてごめん!ママの前では言えなかったの」


「それだったら私も賛成できない。ましてやホストをしてただなんて、どうかしてるわよ」


「お姉ちゃん…」

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