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一通の手紙

第3章 少年を泣かせました

「りかちゃんに…嫌われちゃうかな…?」


『あぁ嫌われるね、女の子はナヨナヨした男の子なんて嫌いだよ!』

あぁ…私ってなにやってんの?

『だいたいなんで手紙こんなところに挟んでるの!?直接渡しなさいよ!』

するとりんたろう君はまた泣きそうな顔をした


「っ…は…」

『はぁ?』

「……は…こと…」

『なんて言ってるの?聴こえない、ハッキリ言いなさい!』


「…僕…話したことないから!」

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