腹黒ドS王子の愛する人2
第1章 訪問者
自分から避けたくせに、もうさみしい......
「あっ!もう時間だよシューヤ!早く行かなきゃ。」
「おい、焦るな。」
「あはっ、シューヤネクタイ曲がってるー!」
そう言ってオリバーさんが秋夜のネクタイに触れた瞬間に周りの空気が一瞬でかわる。
誰も、触れることを許さないような圧倒的空間。
伏せ目がちなオリバーさんのまつ毛はながく、綺麗に輝く金色の髪は真っ黒の秋夜と対照的で、細く華奢で色白な肌は鍛えられた秋夜の体によく映えた。
俺みたいな貧相な体じゃなくて、全身から溢れる色気。
:触った感じ、身体もエロくないしね。:
いつか言われた言葉が蘇る。
別に、エロくなりたいわけじゃないけど.....
「あっ!もう時間だよシューヤ!早く行かなきゃ。」
「おい、焦るな。」
「あはっ、シューヤネクタイ曲がってるー!」
そう言ってオリバーさんが秋夜のネクタイに触れた瞬間に周りの空気が一瞬でかわる。
誰も、触れることを許さないような圧倒的空間。
伏せ目がちなオリバーさんのまつ毛はながく、綺麗に輝く金色の髪は真っ黒の秋夜と対照的で、細く華奢で色白な肌は鍛えられた秋夜の体によく映えた。
俺みたいな貧相な体じゃなくて、全身から溢れる色気。
:触った感じ、身体もエロくないしね。:
いつか言われた言葉が蘇る。
別に、エロくなりたいわけじゃないけど.....