おもちゃのCHU-CHU-CHU★
第13章 初めての潮吹き。
(そ……、そんなぁ……)
「タコっCHU」の威力は、初日に体験している。それを三つも身体に付けられているなんて……。
(川上さんって、やっぱり悪魔だぁ……)
アタシがそう思って泣きそうな顔をしていると、川上さんがニヤリと笑って手を動かした。すると、ジワジワと敏感な尖りをタコさん達が吸い出し始める。
強く吸われたり、弱くなったり……。
川上さんが指を動かす度に、タコさん達が彼の思うままに、アタシの乳首やクリトリスをチュッチュッと吸うのだ。快楽を覚えたアタシの身体は、それだけで直ぐに震え始めてしまう。
嫌だと思うのに、抗えない。
アタシは自分がエッチな人間だったのだと、知ってしまった。でも、それを認められない。認めたくない。だって、アタシのような不細工な女の子が、エッチだなんて気持ち悪過ぎる。
川上さんが見せてくれた、川上さんが出演しているビデオの女優さんみたいに、綺麗でスタイルも良ければ、あんな風に乱れても綺麗だけど。
アタシは、自分の醜さを見られたくなくて、身体に力を入れて懸命に快感に抗おうとする。しかし、力を入れれば入れる程、余計にアソコが疼いてしまう。そしてアソコからエッチな液がジワっと滲み出てしまうのだ。
「しまった」と思い、ギュッと目を瞑った瞬間、アタシの敏感な部分に貼り付いているタコさん達が、そこを吸うのをピタっと止めた。