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おもちゃのCHU-CHU-CHU★

第13章 初めての潮吹き。


 タコさん達の動きが止まると、アタシの身体は弛緩し、ホッと溜息が零れる。何とか声を出さずにやり過ごせた。

 しかし、徐々に高まっていた身体はオモチャの動きが止まった今でも、ドクドクと脈打っている。吸い出されて敏感になった尖り達は、ジンジンと痺れ、その先の快感を求めて疼いていた。

 それを隠して、水着の上にスーツを着ると、アタシは川上さんの指示でAD部のオフィスへと戻る。今日は伝票の整理や、お客様から寄せられた書き込みの内容を整理する仕事を手伝う事になっているのだ。

 アタシは、何とか平常心を保とうと努めて、パソコンに向かう。先ずは、お客様からホームページに書きこまれたレビューをCSVに出力し、評価の低い物と高評価の物とに振り分ける。

 評価の低い物程、その商品をグレードアップさせるヒントが隠されているから、大事なのだそうだ。アタシだったら、低い評価の言葉なんて、聞きたくもなし、見たくもないのだけれど。

 レビューは結構赤裸々に書かれている物もあり、お客様の性生活が垣間見れる。自分一人で使用した感想。パートナーと使用した感想。かなり生々しく書かれていたりする。

 それを読んでいると、ドキドキした。特に、自分を慰める為に使用した感想などを読むと、エッチなのはアタシだけじゃないんだって、少しだけ安心出来る。

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