おもちゃのCHU-CHU-CHU★
第16章 治療と言う名の……。
俺がそれを何度か繰り返していると、彼女の胸の先端がピンと立ち上がって来た。それを何食わぬ顔で、チェストピースで押し潰したり、擦ったりしてやる。その度に、身体を震わせる彼女が可愛らしい。
俺が医者だと言う事で、信じて身を任せてくれていると言うのに。俺の行動は、次第にエスカレートしていく。
「音だけじゃ分からないな……。ちょっと触診しますけど、大丈夫ですか?」
そう尋ねると彼女は小さく頷く。完全に俺の事を信用している瞳で俺を見ながら。良心が痛むが、それも甘い刺激に変換される。
「じゃあ、押していきますから、痛いところや変な感覚を覚えた場所があったら言って下さいね?」
俺はそう言いながら、彼女の肌の上に手を滑らせた。滑らかで手に吸い付いてくる様な柔らかい肌。お腹の辺りをグイッと押してみる。
手には異常が感じられない。彼女もまた表情を変えてはいない。俺は次に胸骨辺りに指を二本添えると、その上をトントンともう一方の手で軽く叩く。
胸の辺りでその動作を繰り返しながら、音や手の感触に異常が感じられないかを診ていく。まあ、正常だ。彼女の表情にも変化はない。
俺はその手を次第にずらしていき、乳房の両脇に手を添え、中心に向かってそれを揉み上げてみると彼女が焦った様な声を上げた。
「せ……、先生!?」