おもちゃのCHU-CHU-CHU★
第17章 桜の花弁舞い散る夜にアタシの花弁は濡れそぼる。
「皆さん」と言うよりも、山岡さんに見られている事が恥ずかしい。他の男の人の手で、アソコを濡らしている自分を見られている事が。
「気付かれてしまったな? 折角だ。皆にも見て貰おう。君のエッチなココを……」
そう言うと高槻さんは、アタシが抵抗する間もなく膝掛けを取り去り、高槻さんの膝の上で淫らに開いたアタシの下半身を露わにした。
「室長、一人だけ楽しんで狡いですよぉ?」
川上さんが口を尖らせてそう言うと、高槻さんは「まあ、そう言うな」と言って笑う。
アタシは坂内部長に助けを求めようと視線を彷徨わせたが、部長は居なかった。
「坂内……部長は?」
アタシが川上さんにそう尋ねると、「お酒が切れたから王子と一緒に買い出しに行ったよぉ」と答えが返ってくる。
ここは公園の中でも奥まった場所。お店からも遠く離れている。買い物をして戻って来るまでには、結構時間がかかるだろう。
(アタシ、その間にどうなっちゃうんだろう?)
それは不安から出た言葉なのか、それとも期待なのか。
恐らく両方だ。アルコールで理性が飛びつつあるアタシは、快楽に流され初めていた。