おもちゃのCHU-CHU-CHU★
第3章 戸惑い。
それに気付いた高槻さんは、嬉しそうに笑みを浮かべると、アタシの頬を撫でた涙の痕を舌でなぞった。
「恥ずかしくて泣いているのか? それとも嫌で泣いているのか? どちらにしろ、君の泣き顔は私の心を煽るだけだ」
高槻さんはそう言うと、再びアタシの頬に舌を這わせる。
「嫌ならここを辞めて他の会社に行くか? 他人とコミュニケーションを取れない君が他でやっていけるのか?」
そう言いながら高槻さんは、顔を下へと下ろしていく。そしてブラウスの胸元に手を掛けると、ゆっくりとそれを左右に開いていった。
「諦めろ。そして慣れろ。そうすれば極上の快楽を君に与えてあげよう」
高槻さんはそう言って薄く笑うと、アタシの背中に手を回し、ブラジャーのホックをパチンと外し、アタシのささやかな胸を暴く。
「これはまた……。何とも可愛らしい。坂内(バンナイ)部長が喜びそうな胸だな」
クスクスと笑いながら高槻さんは、アタシのささやかな胸に両手を添えると、外気に晒されピンと立ち上がった胸の先端を指先でギュッと摘まんだ。
「痛い」とアタシが短くそう叫ぶと、高槻さんは悪びれた様子もなく「済まなかったね」と言って、尖りに舌を這わせる。