おもちゃのCHU-CHU-CHU★
第20章 アタシのお仕事とパートナー。
平川さんは、アタシの服を脱がせると、先日川上さんに見せてもらったヌー○ラの胸の先端が当たる部分に、半分に切った透明のカプセルが付いているオモチャを装着した。何だか乳首部分だけが丸見えで恥ずかしい。そして下半身には内側にシリコンの小さい突起が沢山ついているシートを付けたパンツを穿かせられた。イボイボがアソコやクリトリスに当たって、変な感じだ。
「横になってリラックスしてね?」
そう言うと平川さんは、アタシをベッドに横たえる。そして集中出来るようにとアイマスクを装着させられた。他にも幾つかテストをする器具があるらしく、平川さんがゴソゴソと箱から何かを取り出している音が聞こえるが、どんな物を取り出しているのかは見えない。別に拘束されているワケではないから、アイマスクをずらして見ればいいのだけれど。何か興味津々だと思われるのが恥ずかしくて、アタシは興味のない振りをして、そのまま横たわっていた。
「それじゃあ、始めるよ?」
平川さんがそう言うと、カチッと言う音がしてオモチャのスイッチが入る。胸を包むオモチャは、想定内の動き──胸を揉み始めた。
「想像して? 今、たまちゃんの胸を揉んでいるのは、ヤマだって……」
平川さんの声が耳元でそう囁く。平川さんがアイマスクをアタシに付けたのは、多分、想像の世界に浸る事が出来る様にする為だ。平川さんって優しいなと思う。アタシは感謝しながらその言葉通りに、胸に与えられている刺激は山岡さんが揉んでいるんだって思う事にした。