おもちゃのCHU-CHU-CHU★
第20章 アタシのお仕事とパートナー。
ドキドキと胸を高鳴らせながら、待っていると乳首を吸われる様な感覚が訪れる。「タコっCHUミニ」と同じ機能かな? だけれど、胸を揉まれながら吸われている見たいで、より淫らな気持ちになる。アタシは脳内で、山岡さんがアタシの胸を揉みながら、乳首に吸い付いているところを想像した。
「ああ……」
思わず甘い溜息が零れる。両方の乳首を同時に吸われたり、交互に吸われたり……。動きが色々とバリエーションに富んでいる。山岡さんは一人しかいないから、同時に吸われる事なんてないのに。アタシの脳内では二人の山岡さんがアタシの両方の胸に吸い付いていた。妄想だと、不可能な事も出来てしまうものなんだな。
二人の山岡さんに乳首をチュウチュウと吸われている感覚に酔い痴れていると、今度は山岡さんの舌が乳首を舐め回し始めた。ゆっくりと転がされたり、素早く弾かれたり……。これも左右別々の動きでアタシを攻め立てる。
(す……凄い。揉まれて吸われて舐められて……。本当に男の人に攻められてるみたい……)
アタシが与えられる刺激に感動していると、平川さんが「他にはどんな事をして欲しい?」と尋ねてくる。目隠しをされて、平川さんの顔が見えない分、羞恥心が薄れているのだろうか。アタシは大胆にも、「甘噛みして欲しい」と素直に口にしてしまった。
「ふふっ。正直に言えて偉いね」
平川さんはそう言ってアタシの頭を撫でながら、再びリモコンを操作する。するとカプセルの中で乳首を舐める様に動いていた物が、今度は乳首を挟む様に動いた。一体、どんな仕掛けなんだろう? だけど今は、そんな事を考えている余裕はない。