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おもちゃのCHU-CHU-CHU★

第20章 アタシのお仕事とパートナー。


 アタシの乳首を挟んだ何かは、挟む力の強弱で甘噛みを再現する。そうかと思えば挟んだまま回転し、乳首をコリコリと捻る動きをしたりしてアタシを翻弄する。それが左右同じ動きだったり、別々に動いたりするから凄い。

「どう? 気持ちいい?」

 そう尋ねられてアタシは思わず頷いた。唯、残念な事に音が煩い。アタシがそう言うと、平川さんは「それが難点なんだよね」と、アタシの意見に同意した。それでも、オモチャでここまで再現出来たら凄いと思う。ここまでのオモチャは他にはないのではなかろうか。

「ところでたまちゃん? 下の方はどう?」

「えっと……。気持ちが胸に集中しちゃって……あまり感じません……」

「そっかぁ……。やっぱりタコっCHUみたいな強い刺激の方がいい?」

 平川さんにそう尋ねられて頷くと、「やっぱりね」と平川さんは呟いた。アタシは慌てて、胸の刺激がなければもっと感じると思うと付け加える。すると平川さんは、「それじゃあ、これは後でもう一度試そうね」と言って、アタシのパンツを脱がせた。

「えっ!? ちょっ……? 平川さんっ!?」

 アタシが慌ててアソコを手で隠すと、平川さんは笑いながら「ゴメンゴメン」と言ってブランケットを下半身に掛けてくれる。平川さんは、アタシの胸を刺激していたオモチャのスイッチを切り目隠しを外すと、「ちょっと休憩しようか」と言ってくれた。正直、いつもクタクタになるまで攻められ続けるから、拍子抜けしてしまう。

(……ってどんだけアタシの身体はエッチになってるの!?)

 自分の思考の変化に驚きを隠せない。高々、一週間や十日くらいでどれだけエッチ耐性がついたのだろう。アタシ、このままで大丈夫なの!? 自分の行く末に不安を感じるよ……。

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