おもちゃのCHU-CHU-CHU★
第24章 甘美な治療。
「何もない部屋でしょう? 殆ど寝に帰ってくるだけなので……」
そう言いながら先生は、淹れてくれたコーヒーのマグカップをアタシに手渡し隣に座る。「夜にコーヒーなんて飲んだら目が冴えてしまうかな?」なんて言って笑いながら、マグに口を付ける先生。コーヒーが喉元を通り過ぎると、喉仏が上下して"男の人"を意識してしまう。そんな事を考えてしまう自分が恥ずかしくなり、アタシは慌てて視線を自分のマグカップへ落とすと、「大丈夫です」と答えてコーヒーを一口含んだ。
「傷……未だ、痛いですか?」
先生はアタシの膝を撫でながら尋ねてくる。アタシが大丈夫だと答えると、先生は「それは良かった」と言いながら、その手をゆっくりと膝の内側へと滑らせた。そしてそれは徐々にアタシの脚の付根へと移動する。それがなんだか擽(くすぐ)ったくて。アタシはそれから逃れる為、脚をこすり合わせた。そんなアタシの様子に先生は目を細め、アタシの手からマグを奪うとテーブルの上へ置いた。
「治療……しましょうか……」
そう言うと先生は、ソファから降りアタシの前に座る。そしてアタシの膝を左右に開きながら、先生は膝や内腿を舌でゆっくりと撫で始めた。時折、チュッと音を立てて吸い付きながら、先生の唇は脚の付根へと向かってくる。その動きはとてもゆっくりで。アタシの身体は焦れてしまい、奥からエッチな露を溢れさせてしまう。先生の舌があと少しで付根まで到達すると言う所まで進んで来た頃には、アタシの下着はビショビショに濡れていた。