おもちゃのCHU-CHU-CHU★
第24章 甘美な治療。
「ふふっ。こんなに濡れて……。ソファに染みが出来てしまうな……」
そう言いながら池田先生は、下着の上からアタシのクリトリスを縦になぞる。ゆっくり、ゆっくり。アタシを焦らす様に。アタシの反応を愉しむ様に見つめながら。「今日もたっぷり膿を吸い出してあげますからね」と言って、妖しい笑みを浮かべる先生。チラリと見える先生の赤い舌。それにアソコを舐められてしまうのだと思うと身体が疼き、また露を溢れさせてしまう。早く吸って舐めて欲しくて、アタシは腰を浮かせ、先生の口元にアソコを差し出してしまった。
「仕方のない患者さんですね?」
池田先生は、余裕の表情でそう言いながらもアタシの下着を剥ぎ取ると、貪る様にアタシのクリトリスに吸い付き舌で転がす。溢れ出す露を啜るジュルジュルと言う音と、吸い付くチュパチュパと言う音が、天井の高いリビングに響き渡る。そう言えば、庭からこの中って丸見えなんじゃない。ひょっとしたら、誰かに見られてしまうのではないかと言う恐怖と興奮が、アタシの身体に点いた炎に油となって注がれる。
先生は、口でアタシのクリトリスを弄びながら、手をアタシの胸へと伸ばしてくる。アタシはその手を摑まえると、自分の胸へと導いた。
(やだ、どうしてこんな事……)
そう思うのだが、胸の先端が寂しさを訴えて張り詰めている。触って欲しいと。アタシは先生に胸を揉まれながら、自分でブラウスの釦(ぼたん)を外した。すると先生は直に触れた事に驚いたのか、顔を上げてアタシを見る。アタシは恥ずかしさを堪えて、「こっちも治療して下さい」と伝えると、先生は「勿論ですよ」と言って身を起こし、アタシをソファの上に横たえた。