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おもちゃのCHU-CHU-CHU★

第29章 処女なのにGスポ開発!?


「心配するなよ。業績は悪くないし、上場はしてないけど、安定してる、表向きはまともな会社だからさ? 」

 山岡さんはそう言いながらカラカラと笑った。まあ、確かに就職情報誌にも載ってるし、同期だって(知らない人ばっかりだけど)沢山いるワケだし、大丈夫だよねと、山岡さんの笑い声がアタシの不安を吹き飛ばしてくれた。

「それよりも……。そろそろ、始めようか……」

 一瞬にして山岡さんの持つ雰囲気が甘くなる。「モリリン、キスしてもいい?」と訊かれ、アタシは胸がドキンとした。川上さんの「キスは出来れば好きな子としかしたくない」と言う言葉を思い出したから。山岡さんはアタシの事、好きだと思ってくれているのかな……。あの時のキスは酔った勢いじゃなかったのかな。ドキドキと早鐘を打つ胸を抑えて頷くと、山岡さんの唇が優しく重なった。

「ん……。モリリン、口開けて?」

 そう言われて口を開けば、忍び込んでくる山岡さんの舌。ゆっくりとアタシの口の中を探る様に動き、アタシの舌に触れるとそれを絡め取る。口の端から漏れる、舌を絡め合う水音が、アタシの心を淫らにしていく。心が蕩けそうだ。アタシは山岡さんとのキスだけで、身体の奥からエッチなお露が湧き出るのを感じた。山岡さんの手がアタシの膝を撫で、スカートを捲り上げながら、上へと滑る。ストッキングとショーツを脱がされ、アタシの脚に山岡さんの脚が絡まり、開かされた。脱がしたストッキングとショーツをベッドの下へ落とした山岡さんは、その手をアタシの脚の付根へと這わせる。

「すげぇ……。モリリン、キスだけで濡れちゃったの?」

 そう言いながら山岡さんは、アタシのアソコに触れた指をアタシの目の前で開くと、指と指を繋ぐ様に銀色の糸が伝う。

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