無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

　恥ずかしくて顔を背けると、顎を捉えられ山岡さんの方へ向けられる。アタシの視線が山岡さんに戻ると、山岡さんはアタシのエッチな露で濡れた指をゆっくりと自分の口に含んで舐めた。その口元や目が艶っぽくて。いつもと違う山岡さんの雰囲気にドキドキする。

「モリリンの味がする……」

　そう耳元で囁かれ、アタシのアソコが疼き出す。どうしちゃったんだろう。そんなに触られてもいないのに。こんなに疼くなんて……。山岡さんの唇から目が離せなくてじっと見つめると、山岡さんは、ふっと笑ってアタシの唇を塞ぐ。舐めて濡れた指は再び脚の間に戻されると、ゆっくりとそこをなぞり始めた。

　上の口と下の口がクチュクチュと淫らな水音を立てる。山岡さんの指は、アソコの亀裂を何度も往復し、少しずつ中に侵入してくる。「痛くない？」と尋ねられて首を横に振れば、安堵した様に微笑む山岡さん。少しずつ、少しずつ広げられて、山岡さんの中指が完全にアタシの中へと沈むと、山岡さんはもう一度「痛い？」と尋ねる。

　不思議だ。池田先生の時は、身体が強張ってしまったのに。今日はすんなり受け入れる事が出来た。それってやっぱり、アタシが山岡さんを好きだから？ 山岡さんなら受け入れられると身体が言っているのだろうか。それとも、アタシの身体があの時よりも更にエッチになってしまったからなんだろうか。

「ちょっと動かしてみるけど平気？」

　そう言う山岡さんの問いに、アタシはコクンと頷く。するとアタシの中で山岡さんの指が壁を引っ掻くように動いた。