おもちゃのCHU-CHU-CHU★
第29章 処女なのにGスポ開発!?
「直ぐにイクから協力してくれる?」と言われて、アタシは頷く。どうすればいいのかと尋ねたら、太腿で山岡さんの分身を挟んでくれと言われた。アタシの太腿ってスカスカだから、上手く挟めない。すると山岡さんは、アタシの膝を胸の上に倒すと、膝をクロスさせた。成程、こうすればスカスカの太腿のアタシでも、腿がピタリとくっつく。
山岡さんは、恥丘と太腿が作るデルタ・ゾーンに分身を侵入させ、アタシのクリトリスを擦り上げる様にして腰を揺すり始めた。アタシのエッチなお露は、未だ乾いていなかったらしく、山岡さんが分身を擦り付ける度に、にちゃにちゃといやらし音を立てる。その音が恥ずかしくて身体が熱くなると、更にエッチなお露が溢れた。
「モリリン……。堪んないよ。その顔……」
そう言うと山岡さんは、アタシに口付ける。激しく口内を貪られ、山岡さんと相思相愛になった錯覚に陥る。山岡さんは、アタシのエッチな姿に興奮しているだけなのに。でも、嫌われてはいないみたいで嬉しかった。だって、ちょっと前までは目も合わせて貰えなかったんだもの。
一言「好きだ」と言って貰えれば。アタシは全てを捧げてもいい。エッチな気分で盛り上がってしまったアタシは、そう考えていた。けれど、その瞬間、脳裏を霞める二人の男性の顔。池田先生と平川さんだ。
池田先生には「好きだ」と言われたワケじゃないけれど、何となく好意は感じている。そして平川さんには、ハッキリ「好きだ」と言われている。平川さんとは、あれから毎朝、アタシが痴漢に遭わない様にと一緒の電車で通勤している。今のアタシは、そこまでしてくれる平川さんの気持ちを踏みにじる様な事は出来ない、なんて考えていたりする。