おもちゃのCHU-CHU-CHU★
第30章 高槻雅史という男(その2)。
胸の膨らみを両手で包み、服の上からゆっくり揉み上げる。掌に包まれて隠れてしまう程の小振りな胸だが、先端の感度は抜群にいい。私は彼女のブラウスの釦を外すと、身頃を左右に開き下着を露わにさせた。小振りな胸は、横になると流れてしまう為か、カップが少し浮いている。私はその隙間に指を差し入れると、指先で胸の先端を撫でる。敏感な彼女の乳首は、直ぐに固く隆起し、その存在をアピールし始める。
「森脇、ここ……舐めて欲しいのか? 固くなっているぞ?」
私がそう言うと、彼女は顔を赤く染めながら、私の視線から逃れるように横を向いた。
「どうした? この前の時の様に、強請ってみなさい。君の望む様にしてやるぞ?」
そう言いながら乳首をピンピンと弾くと、森脇の身体がビクンビクンと跳ねる。流石の感度だ。そう言えば、彼女の身体を初めてみたのは私だったな。そして舌で愛撫したのも。初めてオモチャを体感させたのも私だ。そう考えてみると、私は彼女の色々な"初めて"を奪っていたのだと気付く。
あの日彼女は泣いて逃げ出した。きつく言い過ぎたと反省した。初日くらいは優しくしてやるべきだったと。しかし、森脇を見ていると、どうしても虐めたくなってしまう。あまりの無垢さに。純真さに。そして無知さに。
性格が歪んでいるのは、自覚しているところだが、それを矯正するつもりはない。これが私なのだから。