おもちゃのCHU-CHU-CHU★
第30章 高槻雅史という男(その2)。
「だから、何なんだ?」
そう言って私は、椅子から立ち上がり彼女の傍へ寄ると、森脇は泣きそうな顔をして私を見上げた。震える唇で、一生懸命言葉を紡ごうとする森脇。
「止めないで……下さい。アソコが熱くて……じんじんするんです。だから……その……」
「何だ? 言ってご覧?」
私は彼女の脇に腰を下ろすと、なるべく優しい声音を使い彼女の髪を撫でながらそう言った。あまり追い詰めるのは好ましくない。日々、成長している森脇ではあるが、下手に追い詰めれば、また心を閉ざし兼ねない。部下達が一生懸命、彼女の心を開こうと努力して来た地盤を上司である私が崩すわけにもいかない。
「続きを……。アタシの乳首を……アソコを室長の舌で、可愛がって下さい……」
そう言って恥ずかしそうに目を伏せた森脇の目尻から、一筋の涙が零れ落ちる。森脇の涙を見るのは、これで何度目だろうか。彼女の涙を見ると心が甘く疼く。私は堪らなくなり、彼女に覆い被さると、舌で森脇の涙を掬い上げた。そして、そのまま舌を耳に捻じ込みながら、掌で乳房を揉み上げる。