おもちゃのCHU-CHU-CHU★
第31章 鎮まらない疼き。
「染みてしまったかな?」と言って、おしぼりを持った坂内部長の手が、ブラウスの首元から中に侵入し、ブラジャーの内側へと忍び込む。乳首がおしぼりで擦られて、ムクムクと起き出すと、アタシの敏感な部分がじんじんと疼き始めた。身体がどんどん熱くなり、呼吸が荒くなっていく。
「森脇さん? 大丈夫?」
そう言いながらも部長の手は止まらず、アタシの乳首をおしぼりで擦る。固く尖った乳首を撫でられて、アタシの身体はビクビクと震えた。
「森脇さん。僕は今から外に煙草を吸いに行ってくるよ」
そう言うと部長は、テーブルクロスで覆われた、テーブルの下へと潜り込む。お店のスタッフの人が来て、訊かれたら外に煙草を吸いに行っていると言いなさいと言う事ねと、酔っていながらも理解した。
テーブルの下に潜り込んだ部長は、アタシの両膝を左右に割ると、ゆっくり内腿を付根に向かって撫でていく。その緩慢な動きが焦れったくて、アタシは腰をもじもじと動かしながら、座る位置を浅くした。坂内部長の手が、付根付近まで到達すると、ストッキングの縫い合わせ部分をゆっくりと指先でなぞり始める。人が大勢いるのに。ここはご飯を食べたり、お酒を飲んだりする場所なのに。エッチな事をしていると思うと、背徳感でアソコがキュンとなり、お露が溢れ出たのを感じる。見つかったらどうしようと言う、緊張が胸をドキドキさせて、体温を上昇させていった。