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おもちゃのCHU-CHU-CHU★

第5章 平川拓斗という男(その1)。


「ああんっ!!」

 平川さんが突起を指で弾いた瞬間、アタシの身体は快楽に跳ねる。オモチャとは違って強い刺激ではないが、人の手による温かさを感じてじわりと心が気持ちいい。

 平川さんは、「可愛い声だね」と言って微笑むと、その突起に吸い付き舌で突き始めた。

「やあぁぁぁん……」

 熱い平川さんの口の中で転がされ、突起がジンジンと快楽を訴える。アタシは腰をくねらせ、それから逃れようと試みるが、平川さんの両腕がアタシの腰をガッチリと捕まえ、それを許してくれない。

 平川さんは、ジュルジュルと音を立てて突起を吸ったり、ピチャピチャと音を立てて舐め回す。その音が恥ずかしくて、アタシはギュッと目を瞑る。すると、いつの間に傍に来たのだろうか。アタシの両脇から、山岡さんと川上さんの声が降ってきた。

「さっすが、平川王子。「落とせない女の子はいない」と言われているだけの事はあるね」

「女の子の扱いにかけては社内一だもんねぇ? 元、AV男優の俺でも敵わないもんなぁ……」

 いつの間にかアタシの両脇に座っていたお二人は、そう言いながらアタシの小さな胸を掌で柔らかく揉み始めた。

 山岡さんはアタシの胸を揉みながら、高槻さんの下出への説教がそろそろ終わりそうだと、平川さんに告げた。

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