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おもちゃのCHU-CHU-CHU★

第36章 幸せな痛み。


 お互いの性器を舐め合いながら、相手の感じる場所を探る。アタシのEポイントなんて、山岡さんは全部知っているだろうけど。アタシが唾液を山岡さんの欲棒に絡ませながら口で扱いていると、山岡さんも負けじとアタシのアソコに口付けながらお露を啜る。アソコの襞を左右に開かれ、粘膜を舌でなぞられる。ピチャピチャと音を立てられて舐められると、恥ずかしくも淫らな気持ちが、更にお露を溢れさせる。

 アソコを舐められながら、クリトリスを指で弄られると、余裕のなくなったアタシは腰が砕けてしまい、欲棒を口で攻め続ける事が出来ない。かろうじて、欲棒を両手で包み、手で扱くだけ。その間にも山岡さんの攻めは続き、アタシのアソコの中に、指が沈み込んできた。

 慣れない刺激に、アタシの身体は強張る。Gスポット開発用のオモチャのモニタリングの時に、中に何度かは入れられたけれど、まだ、そんなに慣れていない所為か、どうしても強張ってしまう。

 それでも。今日はそこに山岡さんを受け入れるって覚悟して来たのだ。好きな人のコレを。目の前にある、山岡さんの硬くて太い欲棒を見つめる。アタシの唾液に塗れて、先端から透明な雫を涎の様に垂らした、淫らな欲棒。こんなに大きいのが、アタシの中に入るのかな? 指でさえも身体が強張るのに。ううん。違う。受け入れたい。大好きな人と繋がりたい。だって、アタシのアソコは、これを受け入れたくて疼いていたのだから。山岡さんの分身だったら大丈夫。最初だけだったじゃない。違和感があったのは。そう思ったら、自然に身体の力が抜けていった。

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