おもちゃのCHU-CHU-CHU★
第37章 忙しい連休(その2)。
「ああ、そうだ。"治療"だから、お薬を塗ってあげないといけませんね?」
池田先生は丁寧な口調でそう言うと、近くの棚からハンドクリームが入っている様な容器を取り出し、蓋を開けた。そして、中のジェルを指で掬うと、それをアタシの秘裂の周りや、その中へと塗り込む。それは最初、スーっとして身体の火照りを鎮めてくれるようだった。先生の言葉も、普段の先生の口調に戻っているし、アタシは「ちゃんとしたお薬なんだな。これは本当に治療なんだ」と思う。先生はそれを、乳首やその周りにもたっぷり塗りたくった。
しかし暫くすると、薬を塗られた箇所が次第に熱くなってきて、痒みにも似た疼きを感じ始める。何と言えばいいんだろう? あの、強烈なメントールの化粧水を日に焼けた肌に塗った後、初めはスーっとするけれど、次第に熱くなって肌がジンジンする、そんな感じに似ている。アタシは堪らなくなって、腰をモジモジさせると、池田先生はスッと目を細めて、「どうしたんですか?」と尋ねた。
「アソコが……熱くて……」
アタシがそう言うと、先生は「薬が効いてきたからですよ。もう少し我慢しなさい」と言って、椅子に座ったまま腕を組んでアタシの様子をジッと見ていた。アタシはその言葉を信じて、我慢していたのだけれど。痒みは治まるどころか、どんどん酷くなり熱くなってくる。
身体はそれを快楽と捉えたのか、割れ目からお露をトロリと滴らせ、その露はお尻の方へと垂れていく。どんどん熱くなる身体に、アタシは腰をクネクネとくねらせながら、懸命にそれを堪えようとした。