無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

　平川さんは、アタシの尻肉を掴むと、アタシの身体を小刻みに揺らした。子宮の入口がブルブルと揺すられ、平川さんの茂みにクリトリスが擦られる。お腹の中は平川さんでいっぱいで、苦しい筈なのに。細やかな振動は次第に苦しさから、快楽へと変わっていく。

　甘くジンジンと響く快楽は、じわじわと皮膚の下に熱を溜めていき、もっと強い刺激が欲しくなる。強請る様に平川さんの身体に縋りつくと、平川さんはクスッと笑って「もっと欲しいの？」と尋ねてきた。

　はしたないだろうかと思いながらも、アタシが小さく頷くと、平川さんは「いいよ。いっぱい衝いてあげる」と言って、アタシの身体に腰を打ち衝けた。その反動で、アタシの腰が浮き上り、平川さんの欲棒がズルリとアタシの中から抜けていく。しかし、完全に抜ける前に、アタシの腰が振り子の様に元に戻ろうとスイングすると、平川さんの欲棒がズンと奥を衝き刺した。

　「ああんっ!!」

　甘い快楽に声を上げ、アタシの身体は弾む様に平川さんの身体から離れる。そしてまた、腰が落ちると平川さんの欲棒が子宮の入口を衝き、甘い快楽が齎（もたら）される。肉と肉がぶつかり合う音と、アタシの秘裂から溢れる水音が、居間に響き渡る。いつもは家族団欒を過ごしている場所で、エッチをしているなんて。恥ずかしいけれど、興奮しているのを感じていた。多分、これは非日常だからなんだろうな。