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第40章 ピストン・バイブで絶頂地獄!?


 唯、これを動かすには、結構大きな動力が必要になる為、商品化されている物は、殆どが大型の物だ。要するに、膣の外に出る部分である動力部が大きいのである。それを我社では小型化する事に力を注いでいるらしい。

 川上さんの開発している商品は、他社の商品よりもかなり小さくはなっていると思う。他社の商品は動力部が大きい為、脚を閉じる事が出来ない物が多いが、川上さんの物は、棹の部分とほぼ同じ太さで、脚の間に挟んで閉じる事は出来そうな太さだった。

 「じゃあ、電源入れるよぉ?」

 そう言って川上さんが、スイッチを入れる。電力は家庭用コンセントから供給を受けるタイプ。ピストン運動をさせるには、結構な電力を使うから、電池では直ぐに止まってしまうからなんだとか。

 アタシの中に埋め込まれた「無限くん」に命が吹き込まれ、最初は軽く奥をトントンと叩く感じの刺激から始まった。これは棹の部分がピストン運動をしているワケではなく、内臓されている錘(おもり)が揺れて振動を生みだしているらしい。ローターの様な微細な振動ではなく、結構、お腹の中で響く感じの振動だった。

 「じゃあ、ちょっと強くするよぉ?」

 川上さんはそう言うと、スイッチを更に捻った。すると中の振動かかなり大きくなり、奥を突かれている感じがした。

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