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おもちゃのCHU-CHU-CHU★

第45章 絡まる糸(その1)。


 「ふふっ。何だか分かりませんか? 排泄物を出す為のお薬ですよ?」

 アタシが注射器をジッと見つめて首を捻っていると、池田先生は笑ってそう言った。排泄物を出す為のお薬って……? ひょっとして「浣腸」って事!? 何で? どうしてそんな物が必要なの?

 「それは決まっているでしょう? こちらの穴もね、使うんですよ?」

 そう言って池田先生は、アタシのお尻の穴をツンと指先で突く。え? ちょっと待って。どうしてそんな所を使うの? それって普通の事なの? そんなの無理だよ。だって汚いよ。

 「まあ、普通ではないかも知れませんが、こちらでの交わりを愉しむカップルもいらっしゃるそうですよ? 私も経験はありませんが……。平川君と同時に貴女を愛するとなるとね? ここは一人分しか入らないでしょうから……」

 池田先生は、アタシのお尻の穴から指をスッと滑らせて、アソコを撫でながらそう言った。そんなの当たり前だ。幾ら赤ちゃんが出て来る通り道だとは言え、この前、平川さんを受け入れただけでいっぱいいっぱいだった。同時に二人のアレなんて入るワケないよ。でも、だからと言って、お尻の穴に入れるなんて。

 「大丈夫ですよ。汚くならない様に、今から貴女の腸の中をお掃除しますから」

 先生はそう言うと、薬液の入った注射器をアタシのお尻の穴に当てがった。このままでは、薬を入れられてしまう。焦ったアタシは、身を捩りながら抵抗し、そして懇願する。

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