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おもちゃのCHU-CHU-CHU★

第45章 絡まる糸(その1)。


 「いいよ。利用してくれて。僕は都合のいい男でいい。だから、頷いてよ。駄目?」

 そう言って平川さんが首を傾げる。大きな身体の平川さんが、まるで子犬の様に見えて、アタシはほだされてしまう。狡いよ。そんな風にお願いされたら、嫌だって言えない。結局、アタシは平川さんの願いを受け入れてしまった。

 そんな平川さんとアタシを見ていた池田先生は、平川さんの必死な様子に驚いていたけれど、思い出した様に「そろそろ薬が効いてくる頃ですよ」と平川さんに告げた。「貴方も仕事があるでしょう? そろそろ始めませんか?」と言って、艶やかに微笑む池田先生。その笑みに、先日の野獣の様な先生を思い出して、背中がゾクリとした。

 それぞれ、一人ずつだけでもいっぱいっぱいだったのに。二人同時になんて、アタシどうなっちゃうんだろう? 滅茶苦茶にイカされちゃったりするのかな、なんて思った途端にアソコがキュンとしてしまった。

 山岡さんと言う恋人がいるのに。他の男の人でイカされる事を想像してしまうアタシは、ふしだらだ。心の中ではいけない事だと思いながらも、身体は正直で。これからの事を想像しただけで熱いエッチなお露が、アソコからじわりと滲み出るのを感じてしまった。

 それを目敏く池田先生が見ていて。ニヤリと笑いながらアタシの割れ目に沿って指を這わせる。そして、「期待しているんですか? 本当に森脇さんはいやらしい患者さんですね?」と言ってクチュクチュと音を立てる様に、何度も秘裂を指先で擦った。

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