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　「ふふっ。たまちゃんの乳首、コリコリだね。ほら、見て？ 僕の唾液に塗れて……いやらしく濡れてるよ？」

　そう言いながら平川さんは、右胸の乳首を指先で弾きながら左胸の乳首を口に含んで舌で転がした。そんな事を言われたら、恥ずかしくて、余計目を開けられない。って言うか、段々それどころじゃなくなって来ていた。

　池田先生がクリトリスを指でぐりぐりと擦りながら、中指をアソコの中に鎮め、恥骨の裏側にあるＧスポットを擦り始めたから。敏感な部分を同時に攻められ、アタシの腰は浮き上がる。そして、勝手にガクガクと揺れてしまうのだ。

　先生の指の動きが激しくなり、アタシのアソコがクチュクチュといやらしい音を立てると、平川さんの乳首を吸い上げるチュパチュパと言う音も激しくなっていく。午前中の静かな医務室の中では淫らな音の演奏会が、クライマックスを迎えようとしていた。

　そんな時だった。淫らな音のハーモニーをかき消す様に、机の上の電話がけたたましく鳴ったのは。音から察するに、どうやら内線らしい。

　池田先生は、アタシの中を掻き回す指を止めると、深い溜息を一つ吐き、観念した様にベッドから降りる。そして机まで歩いて行くと、受話器を取って応答したのだった。