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おもちゃのCHU-CHU-CHU★

第45章 絡まる糸(その1)。


 「その前に、もう少し硬くしないといけませんね。森脇さん、舐めて下さいますか?」

 池田先生はそう言うと、アタシの顔を跨ぐ。そして先走った雫が滲む欲棒をアタシの唇に押し付けた。

 「ほら……舌を出して?」

 そう言われて、そろそろと舌を出し、先端から零れる雫を舌で掬い上げる。苦い様な、渋い様な味が微かに口の中に広がった。先生はアタシの顎を掴むと口を開かせ、欲棒を捻じ込んで来る。そしてアタシの頭を両手で掴むと、腰を前後に動かし始めた。

 「ん……んぐっ……んんっ!!」

 今まで池田先生の欲棒を口にした事は何度もあるけれど。こんな形で自由を奪われて無理矢理されるのは、何だか嫌だな。そう思う反面、興奮している自分に気付く。アタシの口を出たり入ったりする欲棒に舌を絡めると、先生は興奮しているみたいで。ちょっと鋭い物で衝いたら割れてしまう風船の様に、欲棒はパンパンに膨れ上がっていた。

 アタシの口の中を出入りする度に、口内に溜まった唾液が口の端から零れて顎を伝い落ちる。喉の奥まで欲棒で衝かれてると、吐き気が込み上げてくるけれど、口を離す事も出来なくて。アタシの目からは涙が零れ落ちた。

 先生はそんなアタシの顔を見ると、口から欲棒を引き抜き「苦しかったですか? ごめんなさい」と言いながら、アタシの顔を濡らす唾液や涙を舌で舐め取った。

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