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おもちゃのCHU-CHU-CHU★

第46章 訪問者、再び。


 そんなに何度も擦らなくてもいいのに。手が止まらない。ボディソープの泡と山岡さんの唾液、そしてアタシのエッチなお露を混ぜ合わせる様に、アタシの掌が、指がクリトリスを擦り上げる。

 「ん……んん……はぁ……」

 駄目。もう直ぐ山岡さんが来てしまう。それなのに、アタシの指は止まらなくて。どんどん動きが激しくなっていく。アタシは立っているのが辛くて、湯舟の縁に腰を下ろすと、扉の方に向かって脚を広げる格好になってしまう。こんな所を見られたら嫌われてしまうかも知れないのに。それでも、頂上の九合目まで昇り詰めていたアタシはイキたくて。無心になって手を動かした。

 「ああんっ! やぁ……ん……イクぅ……!!」

 そう言ってアタシが身体をビクンと震わせたのと、山岡さんが扉を開いたのは同時だった。

 「キャッ!?」

 絶頂の余韻に浸る間もなく、現実に引き戻され、アタシは驚きの声を上げる。山岡さんも吃驚した様に目を丸くしてアタシを見ていたけれど。直ぐにニヤリと笑って浴室に入ってくると、扉を閉め、アタシの足元に座った。

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