無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

　シャワーヘッドから吹き出しているお湯が、イッたばかりでジンジンしているクリトリスを直撃すると、再び官能の波が押し寄せ、アタシの身体はビクビクと痙攣してしまう。達したばかりだから、イキ易くて。直ぐに頂きが見えてきた。

　（あと少し。もうちょっと強ければイケる……）

　そう思ったアタシは、シャワーヘッドにアソコを近付けようと、腰を動かした。すると、山岡さんはコックを捻り、お湯の勢いを弱めてしまった。頂きが見えていたのに足を掬われたアタシは、思わず残念そうな声を漏らしてしまう。

　いつもなら「いっぱいイッていいよ」って言ってくれるのに。アタシが山岡さんが怒る様な事をしたのが悪いのだけれど。無表情な山岡さんの顔が怖くて直視出来ず、アタシは視線を逸らせた。

　その瞬間、お湯の勢いが強くなって。アタシの身体はビクンと大きく跳ねてしまった。温かいお湯が細かい粒となって、アタシのクリトリスを叩くと、焦れていたクリトリスは再びジンジンと甘く痺れて。アタシの口からは大きな溜息が零れ落ちた。

　山岡さんは、アタシがイキそうになるとお湯の勢いを弱め、身体が落ち着きそうになると全開にして官能を煽る。それを何度も繰り返され。身体が熱くて、焦れて仕方のないアタシは、泣きながら山岡さんにイカせて欲しいと強請ってしまった。