おもちゃのCHU-CHU-CHU★
第47章 淫乱珠子の出来上がり!?
「すっごい濡れて来たね? 周りにこんなに大勢の人が居るのに……。僕に痴漢されて感じちゃってるんだ? エッチだね、たまちゃんは……」
平川さんはそう言いながら、クリトリスを捏ね回していた指をクロッチ部分から中に滑り込ませると、直に硬くなった突起を撫で始める。最近、自分が言葉で攻められるだけでも、感じてしまうのだと自覚したアタシは、もうそれだけでイッてしまいそうだった。
表面を軽く撫でていた平川さんの指先の力は、次第に強くなっていき、グリグリとクリトリスを押し潰す様に動き回る。甘い快楽に膨れ上がったクリトリスが、それに反発する様にコリコリとした感触を恥骨に伝え始めると、膝がガクガクと震えて。立っていられなくなって来た。
アタシと平川さんの身体の間には、殆ど隙間がないくらい密着していたから、崩れ落ちる心配はないのだけれど。何かに縋っていないと、自分が保てない様な気がして。アタシは鞄を持っていない方の手で、平川さんの腕をギュッと掴み身体に力を込める。
容赦なく動き回る平川さんの指先が、小刻みに左右に弾く様にクリトリスを揺らすと気持ちが良くて。思わず身体が反ってしまい、連結部の扉の硝子にドンと頭をぶつけてしまった。
咄嗟に平川さんがアタシに覆い被さり、周りからの視線を遮断してくれたけれど。周りの視線がアタシに注がれたのを感じていた。