おもちゃのCHU-CHU-CHU★
第47章 淫乱珠子の出来上がり!?
平川さんは誤魔化す様に、「居眠りしたら危ないよ」とアタシを窘める振りをしながら、周囲の人に頭を下げる。すると、周りの女性達の熱い視線が平川さんに振り注がれた。
(良かった。これだけ注目されたら、平川さんも何も出来ないよね?)
そう思って、アタシは少し身体の力を抜く。けれど、平川さんの手はアタシのクリトリスの辺りから離れる事はなくて。派手に動く事はないけれど、ツンツンとその部分を指先で突いて来る。
周りの人達の注意は、平川さんの顔に向けられているから、気付かれないと思ったのだろう。平川さんは器用に指先だけを動かして、再びクリトリスを擦り始めた。
彼女達が少しでも視線を下に落としたら、ひょっとしたら気付かれてしまうかも知れない。そう思うとドキドキしてしまう。心拍数が上がると共に体温も上昇し、アタシの肌はじっとりと汗ばむ。
アソコが蒸れて熱い。これ以上体温が上がると、お露が蒸発してエッチな匂いを拡散しそうで不安になる。だから、自由になる方の手を何とか動かして、アソコを撫でている平川さんの手を抑えようとした。
扉に目一杯身体を押し付け、平川さんとアタシの身体の間に隙間を作ると、手をその中に捻じ込む。やっとの事で平川さんの手を抑え、顔を見上げる。そして、「止めて」と言う様に首を横に振って、自分の意思を伝えた。