おもちゃのCHU-CHU-CHU★
第47章 淫乱珠子の出来上がり!?
だけど、平川さんは止めてくれなくて。それどころか、一層激しく指でクリトリスを捏ね回す。クリトリスとアソコの境目辺りをクニクニと指先で擦られると、どうしようもなく気持ちが良くて。また、膝がガクガクと震え始めた。
(もう……これ以上擦られたら……何か出ちゃうよ……)
膨れ上がった快楽は、今にも弾けそうで。でも、こんな場所でイッちゃうワケにもいかない。何とか我慢をしなくては。そう思い、唇を噛み締め俯く。何か他の事を考えようと、挑んではみるけれど。何かを思い浮かべようとすると、直ぐにエッチな事に結びついてしまって、上手くいかない。
その内、思考が溶け出してしまって。考えが纏まらなくなって来て。「もう、イッちゃう!」と思った瞬間。平川さんの蠢いていた指がピタリと止まった。
(えっ!?)
思わず顔を上げて平川さんを見つめる。すると平川さんはクスクスと笑いながらアタシの耳元に唇を近付け、「どうしたの? 止めて欲しかったんでしょう?」と囁いた。
そうだよ。止めて欲しかったのに。何で「物足りない」なんて思ってしまうのだろう。どうして平川さんの手を抑えて、彼の指にクリトリスを擦り付けているのだろう。