おもちゃのCHU-CHU-CHU★
第49章 治療。
「それじゃあ、診察をはじめようか……」
そう言って池田先生はニッコリと笑顔を見せると、徐にゼリーの入った容器を手に取った。そして、舌圧子で中の生クリームを絞り上げた形のまま、丁寧に掬い上げた。そして、そのクリームを裸のアタシの胸の先へ、乳首が隠れる様にちょこんと載せる。先生は、更にもう一掬い生クリームを掬い上げると、反対側の胸の先に載せた。
次にフルーツを掬い上げると、その生クリームの上に添える。そうやって、先生はフルーツをアタシの身体の上に飾り付けていった。その間、先生はご機嫌な様子で、楽しそうに鼻歌なんかを歌っている。フルーツがなくなると、次はゼリーを掬い取り、アタシの身体に舌圧子で薄く伸ばしていく先生。ひんやりとしたゼリーと舌圧子が肌を滑る度に、アタシの身体は冷たさで小さく震えた。
「あまり動くとフルーツが落ちてしまいますからね。我慢して下さいね?」
最後の一掬いをアタシの身体に塗り終えると、先生はそう言って容器と舌圧子をテーブルに置いた。自分の身体を見下ろすと、胸の先端は生クリームとシロップ漬けされたフルーツで飾られ、鳩尾からお臍周りにかけては、ゼリーが塗られてテラテラと光っている。まるで、アタシの身体がお皿になったみたいだ。