おもちゃのCHU-CHU-CHU★
第49章 治療。
薬? ああ、そう言えば食事の前に錠剤を飲まされたんだっけ。アレって何の薬だったんだろう。そう思っていると、池田先生が説明してくれる。アレは女性用の勃起不全治療薬らしい。と言っても、市販様に開発中の為、その成分は極微量らしいのだが。
「製薬会社に勤める友人に頼まれちゃってね。これから、森脇さんには、色々な媚薬の被験者になって貰うからね? エッチなオモチャの開発に携わっているキミなら適任だろう?」
先生はそう言って薄く笑いながら、クリトリスを撫でる指先に徐々に力を加えていく。薬で勃起させられていたとは言え、ビンビンに硬くなり敏感になっていたそこは、大きな快楽のうねりを生みだし、アタシの意識を飲み込んでいった。
「そんなに腰を揺らして、気持ちいいのかな? ふふっ。森脇さんは、どんどんエッチになっていくね。まあ、そうさせているのは、俺達なんだろうけど……。元々、そう言う素質があったんだろうな。後で、キミがどんなにエッチな女の子か、見せてあげよう」
池田先生は、そんな事を言っていたみたいだけど、アタシは気持ち良くて、喘ぎ声を上げながら、快楽に悶えるだけで。この時のアタシは、この行為が録画されていたなんて、気付きもしなかった。