おもちゃのCHU-CHU-CHU★
第49章 治療。
池田先生の長い人挿し指と中指がアタシのGスポットを引っ掻き回しながら、親指でクリトリスをコリコリと押し潰す様に撫で回す。敏感な箇所を同時に攻められ、アタシは腰を浮かせてガクガクと振る。
「やっ! せんせっ……!! 出ちゃいますっ!!」
「いいよ。出せば?」
「でもっ、シートがっ!!」
「今更でしょう? キミは既にこの家で何度も漏らしてるだろう? ほら、出しちゃえよ。ほら……ほらっ!」
中を掻き回す指の動きが早くなり、クチュクチュと鳴る水音の感覚が狭くなる。辛うじて残っていた理性も吹き飛び、快楽を貪るだけの醜い動物に成り下がる。いやらしく腰を振り、喘ぎが止まらない開いた口の端からは、涎が垂れている。先生の指が掻き出す様に動く度に、ビシャビシャと露を撒き散らしながらも、「もっと」とせがむ様に腰をくねらすアタシ。後でこの時の映像を見せられた時、アタシは自分の姿にゾッとした。
それなのに。池田先生は、アタシのこんな姿を愛しそうに見て言うのだ。「もっと乱れて」と。この快楽を与えられるのは、自分だけだと「身体と心に刻みつけて」と。そして、自分を「強請れ」と言うのだ。