おもちゃのCHU-CHU-CHU★
第49章 治療。
「せん……せっ……。もう、無……理……ですっ。お願……も……止めっ……」
連続で何度も絶頂まで押し上げられ、アタシの心は白旗を振る。アタシは何度も止めて欲しいと懇願するけれど、先生は聞き入れてくれず。笑いながら尚もアタシを揺さぶり続けた。
「ははっ。嘘は駄目だよ? キミのエッチなココは……美味しそうに俺のペニスに喰らい付いているじゃないか」
アタシの中から池田先生の欲棒が出たり入ったりする度に、グチュングチュンといやらしい音が大きくなっていくのは気のせいではないだろう。自分でも露がお尻の方まで垂れている感覚があったから。きっとシートには大きな愛液の染みが出来ているだろう。このシートは元々、処置をする為に防汚加工がされているから、心配はないのだろうけど。
アタシは揺さぶられながら、先程の池田先生の言葉を思い出していた。先生の言う事は一理ある。子供の頃から身内以外に可愛がられたり、必要とされていなかったアタシは、こうして求められるのが嬉しいと思っている。ずっと誰かに必要とされたかったから。例え身体だけであったとしても。求められるのであれば、この世に存在を許して貰った様な気持ちになれて安心出来るから。更に無理矢理されるのは、より求められているみたいで嬉しく思えたりなんかして。もっと自分を求めて欲しいと思っていたりする。
(だけどね、先生。アタシ、やっぱりそんなに体力ないよ……)
先生はアタシが気を失わない様に調整していたみたいだけれど。体力のないアタシはぐったりと疲れ果ててそのまま気を失う様に眠ってしまったのだった。