おもちゃのCHU-CHU-CHU★
第50章 【番外編】真夏の出来事(その1)。
「たまちゃんは直ぐに「何でもするから」って言うけど、自分をそんなに安売りしちゃあ駄目だよ?」
そう言いながら平川さんは、跪いているアタシの頭を撫でる。アタシは平川さんと川上さんの間にしゃがみ込み、二人の欲棒を手で扱きながら、川上さんの張り詰めたそれを口いっぱいに含んで頭を動かしていた。アタシの唇が裏筋を通過すると、口の中で川上さんの欲棒がビクンと跳ねる。
「はぁ……。いいよ……モリー。お口でするの、上手くなったねぇ? このモリーのお口の中をオモチャで再現したいよねぇ。王子はどうしたらいいと思う?」
川上さんは爪先でアタシのアソコを撫でながら、そう言って平川さんに尋ねた。こう言う時でも仕事を忘れない川上さんって案外真面目だなと思う。それだけ冷静なんだと思うと、ちょっと悔しい。いつもアタシばかりが気持ち良くさせられて、何も考えられなくなっちゃって……。未だにオモチャの企画が一つも通らないなんて。高槻さんに「仕事を覚えろ」と言われるのは当然だ。今回のこの旅行中に、一度くらい皆さんの余裕な顔を崩したい。そう思い、アタシは必死に川上さんの欲棒にしゃぶりついた。
「ふふっ。モリーってば、そんなにガッついて……。お腹がすいてるのかなぁ? 下のお口の涎が溢れて止まらないみたいだねぇ?」
川上さんは、アタシのアソコから足を離すと、少し上げて親指と人差し指を開いて見せる。すると、指の間には細い糸が伝っていた。
「足を動かすの疲れちゃったから、今度はモリーが動いてくれなぁい?」
そう言うと川上さんは足を下ろし、脛をアタシの脚で挟む様に言った。自分でアソコを脚に擦り付けろと言うのである。