無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

　下出は平川さんの言葉に頷くと、中指の腹でクリトリスをゆっくりと縦になぞり始める。その動きはとてもスムースで、クリトリスも愛液塗れでヌルヌルしているんだって、自分でも分かった。指がクリトリスを撫でる度に、アタシの腰はビクンと跳ねてしまう。下出は、アタシの反応を見ながらわざとゆっくり動かしている様で、凄く焦れったい。だけど、もっと擦ってなんて言えないアタシは、俯いて身体の疼きをやり過ごすしかなかった。

「おー……。硬くなってきた。コリコリしてる。なぁ？ 森脇も分かるだろ？ お前のココが硬くなってきたのが……。ほら、どうして欲しいか、言ってみろよ？ 唇なんか噛んでないでさ？」

　下出は楽しそうにそう言いながら、アタシの顔を見上げる。もっと強い刺激が欲しいアタシは、「もっと欲しい」と強請る様に腰を揺らした。けれど、下出は意地の悪い笑みを浮かべて、「言葉にして言ってみろよ」と言うだけで。相変わらずゆっくりと撫でるだけだった。

　その内、じゃれ合いに飽きた川上さんと下出さんも加わり、アタシの身体は四人に弄ばれ始める。息の合ったコンビプレイで、アタシの乳首を舐め回すヤマカワ・コンビ。アタシの口内は平川さんの舌で蹂躙され、下出にクリトリスを舐られながら、中を掻き回される。

　下出は平川さんに言われた事を忠実に守り、アタシのアソコの状態を逐一声に出して伝えるものだから、恥ずかしくて仕方が無い。露の味だとか、中がどんな風にうねって指を締め付けるだとか、ヒクヒクして誘ってるとか……。もう、勘弁して欲しい。オマケにそれを面白がって川上さんや山岡さんまで、乳首の噛み心地やら、硬さやらを実況し始めて。身体が自由であれば、穴を掘って隠れたい程だった。