テキストサイズ

おもちゃのCHU-CHU-CHU★

第50章 【番外編】真夏の出来事(その1)。


「ああ、また溢れて来た……。舐めても吸っても、キリがないな、森脇のココは。マジでやらしい。早くぶちこまれて掻き回されたいんだろ? こんなにヒクヒクさせて……。タオルケット、ビショビショだぜ?」

 下出がそう言うと、山岡さんがアタシの乳首から、ちゅぽんと音を立てて唇を離し、アソコを覗き込んで言う。

「どれどれ……。ああ、本当だな。外でこんな事されて興奮してんの? モリリンのえっちぃ~」

 「外だから」と言うよりも、同時に四人に攻められているからなんだけど。だって、アタシの視界には、ブルーのビニールシートしか入って来なくて。ここが野外なのかとかは、とっくに忘れてしまっていた。オモチャで、バーチャルに一度に色々なところを攻められる事はあったけれど。人の手と機械とでは、やっぱり違う。プログラムでは表現出来ない、人それぞれの「癖」があるから。

「ええ~? まだまだじゃないのぉ? モリーはマジで感じてたら、腰が超浮くからねぇ? まだ、浮いてないしぃ? シモシモ、下手なんじゃないのぉ? ねぇ? 王子ぃ?」

 川上さんたら、いつもそんな風にアタシを観察してたのか。まあ、何となくは分かってたけど。やっぱり、男優さんをやっていただけあって、お仕事中はのめり込まないんだろうな。一度でいいから、川上さんの冷静さを失うところを見てみたいけど。逆立ちしたって敵いっこないのは分かっているんだ。アタシはエッチを覚えてから、未だ数カ月だけれど。皆さんは年季が入ってるもんね。そんなアタシが皆さんを悦ばせようだなんて、おこがましいにも程があるよね。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ