無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

　腰を浮かせて喘ぐアタシを見て、下出が川上さんに「どうだ」と言わんばかりのドヤ顔を決める。川上さんはそんな下出の顔を見ると、「よくやったねぇ。偉いよぉ」と言って頭を撫でた。

　川上さんの完全なる子供扱いに闘志に火が点いたのか、下出は更に激しくアタシの中を掻き回し、指を出し入れする。クチュクチュと掻き回す音の感覚が次第に短くなり、Gスポットを素早く撫で回されると、アタシは更に腰を高く突き上げた。

　アタシの背中は平川さんの胸に預けていたのだけれど。ずるずると滑ってタオルケットの上に着地する。すると、アタシの口元に血管が浮き出て狂暴な程に膨張した平川さんの欲棒が差し出された。

　チラっと平川さんを見上げると、ニコリと笑ってアタシの唇にそれを押し当てる平川さん。アタシがおずおずと舌を出して裏筋をペロペロと舐めると、平川さんはアタシの頭を支えて腰をゆっくりと動かし始めた。

　それを見ていたヤマカワ・コンビは、「王子ばっかりずるい！」と言って自分達の欲棒をアタシに握らせる。もう、何がなんだか分からない。更には、アタシのアソコを掻き回していた下出が指を抜き取り、「俺も」と自分の欲棒を下出の唾液とアタシの愛液でグショグショに濡れたアソコに擦り付けてきた。

　アタシのアソコは、まるで唇がそうしているみたいに欲望を求めて吸い付く。自分でもそれが欲しいと思っている事を、頭の隅で理解していた。だけど、下出に対してだけは、絶対に「挿れて欲しい」なんて言わない。いつも下出は言わせたそうだけれど、結局、根負けするのは下出だ。多分、AD部の中でアタシが唯一勝てそうなのは下出だ。何に勝つのかは分からないけど。