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おもちゃのCHU-CHU-CHU★

第9章 初めての一人えっち。


「あんっ……」

 思わず声を漏らしてしまい、ハッとする。こんな声を両親に聞かれたら不味い。幸い、まだ二人はリビングでテレビを見ている時間だから、聞かれはしないだろうけれど。

 アタシはなるべく声を出さないように唇を噛み締めながら、敏感な突起を何度もなぞる。ショーツの上からでは物足りなくて、アタシは中へと手を差し入れると、直に突起をなぞった。

 指に絡むぬるぬるとした液体。これはお風呂で拭き忘れた水ではない。これは……。アタシの身体から出ている体液だ。アタシはそれを指に絡め、敏感な突起を擦る。ヌルヌルの体液が、滑りをよくしてくれ、クチュクチュと音が鳴った。

(ああっ……。気持ちいい……。ここ……凄くいい……)

 アタシは夢中で自分で胸の突起を弄りながら、アソコの突起も指で擦る。オモチャで攻められた時の強烈な刺激はないけれど、平川さんに舐められたり、突かれたりした事を思い出しながら、それを再現するように指先を動かす。

 これってエッチな事だし、止めなくてはと思うのだが、手の動きは止まらない。それどころか、ますます速く、ますます激しくなっていく。快楽の波が大きくなって来ると、腰が自然にガクガクと揺れ、ベッドをギシギシと軋ませる。

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