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おもちゃのCHU-CHU-CHU★

第10章 山岡一徹と言う男(その1)。


「山岡さん……。有難うございます。でも、自分でここまで出来る技術が、アタシには……」

 残念な事に、アタシにはこんな技術はない。家に帰ってお風呂に入って落としてしまえば、元の冴えないアタシに戻ってしまう。

「だから、今日はメイクの仕方を勉強しようよ。それと、昼休みに近くのショップで服を見立ててあげるよ。下着も可愛いのを沢山買わないとね!」

 下着の事を言われると、辛い。って言うか恥ずかしい。山岡さんは、アタシの太腿を撫でながら、「昨日、俺達がプレゼントした下着、ちゃんと着けてる?」と耳元で囁く。

 立って机に両手をつける様に言われ、その通りにするとスカートを捲(めく)り上げられる。

 「駄目だなぁ。ちゃんと穿いてこないと」と言いながら、山岡さんはアタシのお尻を撫でまわす。

「んんっ……」

 アタシの身体がビクンと反応すると、山岡さんはクスクスと笑いながら、「お仕置きしないとね」と言ってお尻を撫でていた手を前に回した。そしてその手で、敏感な部分をゆっくりと優しく撫でる。

 アタシが熱い溜息を零すと、ポケットから何かを取り出し、アタシのアソコを撫でながら、それを胸に押し当てる。小さなモーター音と共に胸に振動が走る。山岡さんが取り出したのは、ペン型のローターだったのだ。

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