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プリンセスさまのヒミツ

第1章 プリンス&プリンセス

「真宮がでてきた。」

「だ、大輔ぇ~!?」

「乃愛ちゃーん、どうかしたぁ?」

「な、なんでもないですぅ。とりあえず場所変えよう!だ・い・す・け。」

「あぁ。」

やばい。よりによって一番バレたくない大輔にバレちゃった…。どうしよー…。

「と、とりあえずここで話そっか!」

この公園ならたぶん誰もこないでしょ。

「で。大輔はどこまで見た!?」

「どこまでって、店の裏口から真宮がでてくるのをみた。」

「そ、そっか。」

良かった…。どんな店かは見てないのか。

「あれ、メイド喫茶だろ?(ニヤッ)」

「え…?」

バ、バレてるーーー(°□°;)

「な、なんで…。」

「だって入り口に『メイド・カフェ』ってかいてたから。」

見られてたーーー(°□°;)

「お願い、大輔!このことはみんなにヒミツにしてほしいの!」

「へー、ヒミツねぇ…。」

「お願い!」

「じゃあオレだけのメイドになってよ。」

「は?」

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