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プリンセスさまのヒミツ

第5章 素直な気持ち

そのあと私たちはショッピングモールでブラブラしていた。そして約束の時間までは本当にすぐに過ぎていった。

「もう時間だし、そろそろ行くか。」

「そうだね。最近行くの遅いし…。今日ぐらいはやく行かなきゃ。」

「おぉ。」

なんだろう、この気持ち。まだ帰りたくない。仕事でじゃなくて自由な時間のなかで大輔と一緒にいたい。もしかしてこれが好きってことなのかな。まぁとにかくはやめに大輔への気持ちを見つけておかなきゃ。

ガタンゴトン

「ねぇ大輔。」

「何?」

「…やっぱり何にもない。」

「?」

「次はぁ~○○駅ぃ~○○駅ぃ~。」

「ほ、ほら!ついたよ!!行こーよ!」

「ちょっ…おい!!」

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