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プリンセスさまのヒミツ

第1章 プリンス&プリンセス

「やばい。いそがなきゃ!」

~10分後~

「すみません、店長!遅れて!」

「いいのよ、別に。ほら、早く着替えて!お客様が待ってるわ。」

お着替えちゅー

ほんとに大輔のばか!絶対私のことからかってる!あのドSばか!でもこんな姿見られたらもっとからかわれるだろな。

「乃愛ちゃん準備できたぁ?」

「あっ、はーい!今行きまーす!」

カララララーン

「「お帰りなさいませ、ご主人様。」」

「こちらのお席へどうぞ。」

そう。私のヒミツはメイド喫茶で働いていること。なんで働いてるかって?んー…。何でだろ。しいていうなら…おもしろそうだから?最近普通のバイトがおもしろくなくなってきて変わったバイトをーって思ってたらこのバイトに。まぁでも楽しいし、店長さんも店のみんなも優しいから私はこのバイトは好きだよ。

「乃愛ちゃーん、これ運んでー。」

「はーい。」

でもこんなとこ誰かに見られたら…。たぶんどーってことないと思うけど…。やっぱり後ろめたい感じ。だからこそヒミツなんだけど…。

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